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AI時代の働き方を考える

就職氷河期世代の受難再び…

就職氷河期世代がまたも受難の時代を迎えるかもしれませんよ。

 

2019年時点で50歳以下の人は会社生活におけるバブル時代を知りません。

51歳以上の人たちがいわゆるバブル世代でしょう。

今や彼らは、日本の企業の経営層です。

 

バブル時代に売り手市場でキャリアを開始し、終身雇用の恩恵を最後まで受けられる「逃切世代」が今の日本の経営層です。

あと、10年~20年現状の仕組みが維持されれば後の事は他人事でしょう。

そして、変化を拒絶する権力を持っています。

 

宴会芸で出世をしてきた彼らは上司に何でもしてきました。

偉くなった自分達は、当然自分もその恩恵を受けられることが当たり前と信じています。

仕事の実態は、ただただ部下の上げてくる提案と報告に批評をし、責任を取る覚悟のない決裁をし続けるサラリーマン社長の約束された任期。

 

彼らが副業の解禁を決定できるマインドがあるのでしょうか?。

おそらくどうでもいいと思っています(よくわかっていないと思います)。

 

今の40~50歳は、最大の危機が今後10年間に待っているかもしれません。

大不況が来るのか来ないのかはわかりません。

ただ、不況が来た時に、真っ先に老害として整理される世代です。

 

就職氷河期にキャリアをスタートし、大リストラ時代にキャリアを終える…そんな可哀そうな世代になるかもしれません。

 

身を守るのは自分だけ。

隙を見せてはいけません。経済動向は自分事として知っておくべきです。

勉強をやめてはいけません。

 

そして盲目的に会社を信じてはいけません。

会社は不況になったときに機械的に個人を切ってくるでしょう。

同僚も上司も誰も助けてはくれないでしょう。

 

自分とその家族を守ってくれるのは、自分だけです。

何があっても経済的に会社に頼らなくても生活が出来るようにしましょう。