AI(人工知能)が「今」出来ることって?
近い未来はわからないですよ?
でも、現時点においてAI(人工知能)が実現できていることってとても少ないんじゃないかと思います。
そもそも、私はAI(人工知能)が騒がれだした当初、「ドラえもん=AI(人工知能)」って考えて、AI(人工知能)のニュースを読んでいました。
数年前のオクスフォード大学教授の「仕事の5割はなくなる!」を、そのまま受け止めて焦っていましたよ。
しかし、最近は、だんだんと、AI(人工知能)ってなんでもできるよというような記事も減ってきました。
では、現在のAI(人工知能)とは、一体何でしょう?
「いわゆるAI(人工知能)」とは「機械学習(深層学習を含む)をコアとする関連技術群」で、機械学習とは「過去データに基づいて未来のデータの値を予測するモデルを作る技術」で「そのモデルが必ずしも明示的にルール化できるとは限らない」もの。
このブログの説明の抜粋です。とても分かりやすいと思います。
「そのモデルが必ずしも明示的にルール化」出来なくてもよいところが、AI(人工知能)となった理由で、そして「過去のデータに基づいて…」という下りが、現時点における「AI(人工知能)」の限界なんだろうなという理解をしました。
ドラえもん=AI(人工知能)が、機械学習の進化という形で実現するかどうかは、非才なる身では予想もつかないですけど、それでも、ドラえもんは機械学習の進化の果てには存在しないのではないかと感じています。
機械学習という技術が限界という意味ではないですよ?。
ここ数年の機械学習のブレイクスルーは、おそらく世の中を変える技術につながるのでしょう。
Google翻訳(機械学習と自然言語処理の組合わせ)は素晴らしいです。語学力がない私でも、英語の文章読めますし、書けますからね。音声認識の技術がさらに進歩すれば、「翻訳こんにゃく」の登場が期待できるでしょう(だからと言って人間に語学力不要というわけではないでしょうけど)。
同じようにこういった機械学習の技術の進化において、私たちが使える道具は変わってきます。仕事の仕方も変わってくるだろうなと。
「5割の仕事がなくなる!」ではなくて、「5割の仕事のやり方が変わる!」ですね。産業革命やIT革命のときと同じですかね。
今回は5割どころではないかも。「今」、何に備えればいいのか焦っちゃいますね。
ところで、 どうなるとAI(人工知能)=ドラえもんが登場するかという一つの仮説は、これかもしれません。
AIの進化はまだ発展途上だ。この先いちばんのカギとなるのは、AIが「“手”を持ったとき」だと思う。
そして、堀江氏はこう続けます。
しかし、それがいつになるのかは誰にもわからない。
見えない未来など、考えていても仕方がない。本来問うべきものは、「未来」ではなく、「今」であり、「今自分が何をすべきか」であるはずだ。
さまざまなところで何度も言っていることだが、自分の「好き」という感情に向き合い、ひたすらに没頭することだ。それがいつしか仕事になる状況が、今は増えている。
はい、おっしゃる通りでございます。
焦って当たらない未来予測をするよりは、今必要なことや好きなことのスキルアップを考えます。